1609年10月5日にイサべラ・ブラントという女性と結婚し、ルーベンスの母の眠る教会で式を挙げました。
彼女の父は、市でも指折りの富豪でかつ教養人でありました。
イサベラはルーベンスより14歳年下でしたが、誠実で聡明、心温かな女性で、
お気に入りの伴侶でありました。
『スイカズラの木陰』という新婚夫妻の肖像画があります。
新婚夫婦の肖像画としてため息が出るほどの画です。
スイカズラは永遠の愛を表わすものだそうで幸福感が伝わってきます。
ヴァッペル運河沿いに広大な邸宅を購入して邸宅の大改造を始めました。
目まぐるしくも精力的な人生の始まりです